映像の機能性や仕組みを考えるということ

作品を構成する1カット1カットの映像には、それぞれ機能があります。
それらがあたかもひとつの装置のようにくみ上げられ、メカニズムとして機能してはじめて
「映像によるメッセージ」を伝えることができるのだと私たちは考えています。
しかし、この「部品」の制作や取り扱いには様々なコツが必要です。
私たちは「映像と言う部品」を適正に制作し、調整し、組み立て、正しく機能させるための
あれこれを長く研究し、実践してきました。
その経験知こそが「私たちはプロである」と言える条件だと考えます。それがあるからこそ
「きれいに撮れているだけでは伝わらない様々なメッセージ」を伝えることができるのです。